”いつの間にか眠る
あなたの背中の熱を
茫然としながらみると
あなたが死の神をやめても
冷たさを伝えようとする”
ー「ホリゾンタルタン」
『誰もいない夜』(思潮社)に続く、詩人の第2詩集。緻密に、必然性を持って配置されたひとつひとつの文字。あなたと、わたし、神性、生に、真正面から向きあって、死すらも包括してしまうように。
胸の奥の深い、ふかいところまでふれられた、言葉になる前のその手ざわりが、読み終えた後しばらくの間どうしようもなく残る。
— 書誌情報
タイトル : 詩集『ビアタナトスについて』
著、発行、装丁:高安海翔
判型:B6判 51ページ
発行日:2026年4月30日