文芸誌「watashi」編集・刊行や、詩のアーティストコレクティブ“roema”主宰するなど、精力的に活躍する詩人・林やはの第三詩集『水浴び』。人が「人」として立つその奥底にのもっともっと根源的な欲望。否定と肯定の峻別なんかよりもずっと手前のところで、軽やかに苦しみを身に纏うようにして詩人は書いている。
”はだかになったあとで、すべてを踊ってみて、なにもなかったように、植物になる、にんげん、だったものが、はやく、はやくなって、みえないほどはやくなったら、何万といる、動物に、愛しているといわなければならないんだよ”
__「植物になる」より
詩集「春はひかり」「羊のにおい」に続く3部作完結編。
・書誌情報
タイトル:『水浴び』
著者:林やは (@yahanoheya)
装画:木村 (@kmr.518art)
校正:埜中なの
B6 52ページ
2026年9月13日 発行